刀ミュ・刀ステの話題

オタクが勝手に「刀ミュ」全作品の感想・レビューをする

 

この記事は

個人のオタクが、独断と偏見と好みで「刀ミュ全作品」を評価する

作品ごとのレビュー記事です。

 

大きいネタバレはしていないつもりですが、あらすじ程度にはネタバレしているので注意

 

 

オタクが勝手に「刀ミュ」全作品の感想・レビューをする

 

※個人の好みや意見が反映されたレビュー記事です。

刀ミュとは
【刀ミュとは?】刀ミュ初心者・初めての人へ。ざっくり刀ミュを紹介

 

刀ミュ全作品の振り返り。通常ミュージカルは再演も含めると10作品目に突入

 

まず、今までの刀ミュ作品を全て振り返ってみます。

右と左、2つに表を分けておきました。

『ゲームの世界観』で活躍する通常のミュージカル

『刀ミュ本丸』らしい様々な挑戦を取り入れた作品

追記:幕末再演は2020年9月〜から

今回は、表でいう左側の「通常のミュージカル」のレビュー記事になります。

 

阿津賀志山異聞トライアル公演 2015年10月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 10 超貴重!?刀ミュのデビュー作品

 

阿津賀志山異聞は「あつかし」とファンでは略されてます。

「あつかしトライアル」とか「トライアル」とか、オタク同士の会話では呼んでます。

 

トライアル公演は「本公演前のお披露目公演」のような形でした。

舞台の雰囲気に初出しの緊張感があって、演者や観客もかなり手探り感があります。

 

映像として残ってるのが今では貴重な作品です。

 

当時と今ではメイクもすっかり変わっており、現在はよりクオリティが上がっているので見比べるとより楽しめます。

 

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阿津賀志山異聞 本公演 2016年5月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 12 トライアル公演からの成長

 

舞台は平安後期。

義経と頼朝の兄弟喧嘩(殺し合い)の間で、かつて義経の刀だった今剣が奮闘。

義経は、歴史修正主義者もしくは時間遡行軍の影響で、人間以上の力を持ってしまい頼朝の殺害・歴史を改変しようとします。

 

トライアル公演と比べると、歌も演技も大きく良くなっています。

 

本公演では、慣れていない緊張感や間が改善されていて、見やすくなっています

 

ストーリーは

  • 今剣が、元主の義経の為に奮闘する姿
  • 加州清光の、隊長としての成長が描かれている

ことで

  • 刀剣男士にフォーカスされたストーリーになっている

のが、オタク的にはポイントが高いです。

 

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幕末天狼傳(ばくまつてんろうでん)2016年6月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 12 刀ミュ黎明期の王道ストーリー

 

ファンからは「幕末」とか呼ばれています。

 

舞台は幕末。

新撰組の刀with蜂須賀らは、当時代に活躍していた新撰組と出会います。

歴史修正主義者もしくは時間遡行軍が当時代に影響し、新撰組の沖田総司に異変が起きてしまいます。

 

当時の刀ミュはまだ始まったばかりのコンテンツで、不安定なところもありました。

 

刀ミュとしてはまだまだ黎明期の作品です

 

オタクの超個人的感想ですが、その中でも

  • 堀川国広役の小越勇輝(おごえゆうき)さんのダンスがキレキレ

 

で、出陣男士の中でも頭ひとつ抜けていました。

(ちなみにキャスト変更が後にあるので、当作でしか小超さんの堀川は見れません)

 

刀ミュをまだよく知らなかったオタクとしては、

「おっ刀ミュやるじゃん」と、見る側のモチベーションを上げてくれたのが印象深いです。

 

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三百年の子守唄 2017年3月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 14 ストーリーの纏まりの良さ

 

ファンからは「みほとせ」と呼ばれています。

 

舞台は戦国末期。

ファンからは異色のメンツと呼ばれる刀達が、戦が終わる江戸時代へと向かっていく徳川家に潜り込みます。

 

歴史修正主義者もしくは時間遡行軍の影響で、徳川家の家臣が全滅。

代わって、刀剣男士が徳川家康の家臣に成り代わり、徳川家康の一生を見届けるお話しです。

(成り代わりは少し語弊があるかもしれませんが、私の語彙力では適切な言葉が見つかりませんでした。)

 

個人的にはストーリーが綺麗に纏まっていて好きです

 

  • 刀剣男士が代わりに「生きているはずだった家臣」の名前を名乗って徳川家康に仕える

という特殊な設定を受け入れられるのであれば

 

  • 人間の生き様を見届ける刀剣男士

らしい構成になっているので、見終わって切ないながらもすっきりした作品。

 

オタクはオチ方が特に好きで「みほとせ」見て良かったなと感じました。

 

歌と演技も安定感があり、オタクはこの作品で初めて「キャラだけでない刀ミュ独自の面白さ」を感じました。

 

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つはものどもがゆめのあと 2017年11月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 13.5 懐かしくも新鮮

 

ファンからは「つはもの」と呼ばれています。

 

この作品から初めて「刀ミュ独自の世界観」が見られる結末になっていきます。

 

阿津賀志山異聞のストーリー後、再び同じ時代同じ場所へメンバーを少し変えて出陣します。

6振編成で今剣が隊長となり、源氏の刀が4振り揃っての出陣になりました。

源平合戦から阿津賀志山異聞の頃も含めた源氏(主に義経)の顛末を追う流れです。

 

個人的には当作の「演出」が好きです。

源平合戦の流れを刀剣男士の歌で見届けますが、これは神様視点の演出みたいで、オタクが特に大好きなところです。

 

また当作は、阿津賀志山異聞のメンバーがほどんどで、懐かしさと安定感がありました

 

今作で新しく登場した「髭切と膝丸」ですが

  • 元々ポテンシャルが高い役者さんだった
  • 安定している阿津賀志山異聞のメンバー

のおかげもあってか、見る側としては「懐かしくも新鮮」で、違和感なく登場していました。

 

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結びの響、始まりの音 2018年3月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 12 演出がお洒落

 

ファンからは「むすはじ」と呼ばれています。

 

舞台は幕末。

前回の幕末天狼傳の頃より歴史が進み、新選組が非常に厳しい立場に置かれ始めた頃です。

土方歳三の最後の地、五稜郭まで彼を刀剣男士達が見守ります。

 

演出がお洒落だなあとオタクは感じました

 

立体的なセットで、見る側が「なんだなんだ?」と楽しませてくれるのもポイント。

また最後の観客席と舞台を使った「演出」がオタクはかなり好きです。

 

またこの作品は、時間遡行軍についても深堀されている作品です。

当たり前に敵と思っていた、時間遡行軍について改めて考えさせられるエピソードがあります。

 

歴史上の人物の「榎本武揚が歌う」のも、今までの刀ミュになかったところ。

 

オタクの個人的な「むすはじ」の印象ですが、

どちらかというと

  • ストーリーは歴史上の人物にスポットを当てて、刀剣男士が裏で奮闘する作品

と感じました。

 

オタクはいつの間にか「土方歳三」の方への感情移入を全振りしてしまっていました

 

これはいい意味でも捉えられるし

(土方さん榎本さんその他歴史キャストがとても好きになりました)

  • 刀剣男士へ思いっきり脳味噌を振れなかった

というのもあります。

 

ストーリーにテコ入れしたかったのか、

他の作品とは少し変わった雰囲気のある当作な気がします。

 

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阿津賀志山異聞 2018巴里 2018年7月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 14.5 安定感のあるリメイク

 

阿津賀志山異聞のリメイク・再演と思って問題ないと思います。

なぜタイトルに「巴里」とあるのかと言うと、フランスのパリでの公演がメインであった為。

 

初期メンバーが実力をつけて挑んだ作品で、安定感があり懐かしさもあります。

 

演出も若干変わっており、オタクは「巴里」の方が好きです。

出演キャストの成長が感じられ、安心して見られる作品で、新曲もあるので楽しめます。

 

  • 小狐丸役のキャストに急遽変更

があるなど、ハプニングもありましたが、

 

後に歌合で「代役小狐丸」が刀ミュのサブストーリーとして取り込まれており、

結果的にこのハプニングで、刀ミュ小狐丸の解釈の幅が広がっています。

 

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三百年の子守唄 再演 2019年1月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 15 より洗練された

 

三百年の子守唄は初演・再演どちらも安定している作品です。

再演ということで、元々安定していた演技もより洗練された気がします。

 

キャストが演じる「刀ミュの刀剣男士」にオタクも馴染んできました。

 

キャスト側も真剣乱舞祭などで、

  • キャスト同士やお客さんと交流を重ねていた

おかげもあって、良い意味でリラックスしていました。

 

全体的なパフォーマンスに安心感・親近感を感じながら観劇できました。

 

再演からは

  • 大倶利伽羅のキャスト

が変わっていますが、個人的には違和感もなく。

安定した「みほとせ」メンバーと馴染んでいました。

 

年末の歌合でも、大倶利伽羅が活躍していたところをみると、オタクとしては嬉しい限りです。

 

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葵咲本紀(きしょうほんぎ) 2019年8月〜

※星はオタクの完全な好みでつけています。

ストーリー

演出

演技

★ 12 刀ミュの世界観が色濃い作品

 

少しややこしいですが、

三百年の子守唄(みほとせ)のお話の裏で

  • 実は別部隊の刀剣男士が同じ時代と場所に出陣していた

という話になります。

 

刀ミュ独自の世界観がとても色濃い作品になっていて

「みほとせ」はもちろん「つはもの」など過去作を見ている前提で話が進んでいます。

 

次作のパライソに繋がると思われる要素もありました。

 

ストーリーは個人の好みではありますが、オタクは完全には乗りきれませんでした。

 

  • ストーリーがだいぶ先に進まないと明かされない要素がある(しかも、明言されない◯◯◯が残ったまま終了する)
  • 人間が刀剣男士と時の政府の目的を認識して接している

 

ことなど、

多くの要素が押し寄せて

オタクの脳内処理では「徳川家の大筋ストーリー」にまで頭が追いつかなかったです。

 

  • 前作の「みほとせ」がまとまりが良過ぎた

のもあって、オタクのハードルが上がっているのもあると思います。

 

ただ、好みの部分を除けば、刀ミュとしては既に安定しているので新キャラが4振り入った状態でも、面白さはあったと思います。

 

詳しくはこちら
【葵咲本紀】刀ミュ本丸の内情が見える。既存ファン向けの作品【感想】

 

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静かの海のパライソ 2020年3月〜

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幕末天狼傳 再演 2020年9月〜

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「dアニメストア」なら刀ミュが見放題になっているので、今回のレビュー作品のほとんどが一気見可能です(※残念ながら刀ステはありません)

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