レポ・感想

【賛否両論】双騎1部について完全初見の感想【レポ①】

 

こちら双騎のネタバレ記事になります。ご注意ください。

 

この記事は

観劇した人に向けて

1部を完全初見で見た後のオタクの気持ちを聞いて欲しい

が為の記事です。

 

どこから話せばいいかわからなすぎて、全くまとまってない文章です。

なのでちょこちょこ記事を修正すると思います。

 

また初見(7月4日昼)の感想の為、

話を追うことしかできず、内容に関する考察等はありません。

1部考察記事・2部感想は、後日上げる予定です。

 

【賛否両論】双騎1部について完全初見の感想【レポ①】

 

目次

  • 曽我物を演じる源氏兄弟
  • 源氏兄弟が1部では一切出てこない
  • これ賛否両論だろうなぁ
  • 私は一体何を見せられているんだろう
  • 源氏兄弟が曽我物のお芝居をしているってこと?
  • 刀剣男士(のお芝居)に見えない苦悩
  • 刀ミュ本丸は「歌・ダンス」加えて「お芝居」をお披露目するのが大好きな刀がいっぱいいる本丸であること
  • オタクの最終的な不時着
  • オタクはなぜこんな回りくどい不時着をしなければならなかったか
  • 履き違えてるんじゃなくて、刀ミュの方針としては挑戦したい【メタな話】
  • まとめ:源氏兄弟が出ない衝撃を超えてくるお芝居を期待

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双騎レポ2
【2019双騎】メタ(刀ミュの新しい試み)抜きで考える【レポ②】

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曽我物を演じる源氏兄弟

 

1部は曽我兄弟の仇討ちのお話を、源氏兄弟が演じるというもの。

 

歌舞伎などの曽我兄弟の仇討ちの話とはいくつか違うところがあるそうですが、私はあまり詳しくないので何処が違うかは歌舞伎に詳しいオタクの情報に委ねたいと思います。

 

曽我兄弟を源氏兄弟(三浦・高野)が演じているので、源氏兄弟は1部には出て来ることはありませんでした。

 

 

源氏兄弟が1部では一切出てこない

 

終わった後のなんとも言えない衝撃。

「これは源氏兄弟が演じる曽我物です!」

といった分かりやすいフォローは、1部時点で一切無いので、初見での衝撃は誰もがあると思います。

 

ついては、

お客さんがこの「新しい試み」をどう捉えるか、「どう不時着するか」により、作品自体の評価が「賛否両論」に別れそうです。

 

 

これ賛否両論だろうなぁ

 

私も思うところがたくさんあります。

 

この作品、白か黒かと聞かれたら、オタクの感情から言うとグレーですね。

イサムさん、三浦くん、高野くんの初日公演後の公式コメントを読んだ後は前向きなグレーです。

 

観劇した後のお客さん達は何を言ってもネタバレになるし、賛否が分かれそうな状況故に何も言えず、それがまた見ていない人の期待値が上がってしまっているの中で、

 

双騎を見てがっかりする人も結構いるんじゃないかな・・・

 

とか思って勝手にハラハラしているオタクです。

 

 

私は一体何を見せられているんだろう

 

1部を見た後。

ぶっちゃけると、期待していたもの(髭切と膝丸が出てくること)ではなかったことに、冷や水を浴びせられたような気持ちになりました。

 

源氏兄弟を見に来たのに、私は一体何を見せられてるんだろう

 

と正直思ちゃいました。

 

オタクの素直な気持ち

刀剣男士の容姿を借りた「キャストさんの曽我物語」をやっているようにしか見えず、刀ミュは求められているもの(刀剣男士を見に来ていること)を履き違えてしまったのかと思いました。

 

私は源氏兄弟のお芝居に見えたけどなあ

って方もいらっしゃると思います。

が、とりあえずは初日で初見の私の個人的な感情と言うことで😅

 

 

源氏兄弟が曽我物のお芝居をしているってこと?

 

源氏兄弟がなぜ全く出てこなかったのかについて。

  • 2部では髭切から「驚いた?」とフォローが入っている
  • 演技がどうとか任務だったとか膝丸も言ってた

 

肝心な膝丸のフォローを初見で聞いていなかったオタクがここにいます🙋‍♀️

ので、1部は「源氏兄弟のお芝居を見ていた」と言うことにおそらくなります。

 

 

動機がわからない・・・

 

たとえ2部で二振りにフォローされ、お芝居だと言われても

 

お芝居だったのはわかった。ただ、なぜお芝居を私達に見せたかったの?

 

という源氏兄弟のお芝居に至った動機がオタクは理解できず。

 

刀ミュが求めているもの(源氏兄弟を見に来たこと)を履き違えたとメタ思考になっていたオタクはどうしても

 

  • 「源氏兄弟の容姿だけを借りたキャストさんの曽我物語」を見せられている

と受け取ったまま「2部の説明だけ」ではあまり納得はできませんでした✋

 

 

刀剣男士(のお芝居)に見えない苦悩

 

源氏兄弟がお芝居してる(って言ってる)のに「キャストさんのお芝居」に見えるオタクだなんて・・・どうすればいいの。

 

オタクは全く源氏兄弟のお芝居には見えていないのに、源氏兄弟は「僕たちがお芝居している」と言っている。

 

そう言う意味での衝撃、というか困惑。

 

だからと言って「これは違う!」って突っぱねるのも私の中では嫌だったので。

 

源氏兄弟がお芝居って言ってるんだし、そう見えなかった自分の思考を変えてみるか

 

とりあえず辛かったので、源氏兄弟がお芝居をやりたかった理由を求め彷徨い始めます。

 

 

刀ミュ本丸は「歌・ダンス」加えて「お芝居」をお披露目するのが大好きな刀がいっぱいいる本丸であること

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オタクの最終的な不時着

 

まずは

  • 刀ミュ本丸は「お芝居」もするのが特徴

と認識し直す必要があると感じました。

 

「つはもの」では刀ミュ本丸の今剣と岩融が「勧進帳のお芝居」の稽古をしていましたが、ここの認識がオタクは弱かったのかなぁ〜と思いました。

 

  • 刀ミュ本丸は「歌・ダンス」だけじゃない「お芝居」もする本丸だった
  • 今までは「歌とダンス」を公演でお披露目していて、今回は「お芝居」を加えた公演だった。

 

という解釈で

でも今までの刀ミュに「お芝居」の動線って弱くね?

など思うところはありましたが

「想定していなかった地へ不時着」することにしました。

 

 

オタクはなぜこんな回りくどい不時着をしなければならなかったか

 

 

メタ思考を切り離した「不時着」なしには、お芝居に入り込めないし、切り替えられなかったオタク。

 

演出家・脚本家の茅野イサム・御笠ノ忠次含め、刀ミュカンパニーが今回の1部をどうしたかったのではなく

 

  • 1部で刀ミュ本丸と源氏兄弟がどうしたかったのか。

というメタじゃない理由がないと入り込めず。

 

  • ただ刀ミュカンパニーが挑戦したかった(曽我物語をやりたかった)だけ

と、メタメタ思考にどうしても向いてしまい「考えることを辞めてしまう」からです。

 

え?そこでつまづくの?何を今まで見てきたの?

と言われると

「私がちゃんと今まで刀ミュ本丸を見ていなかった」と片付けられればそれまでですが👆

 

少なくともオタクは、刀ミュ本丸と源氏兄弟の動機(メタじゃない理由)が見出せず、入り込めなかったのです。

 

 

履き違えてるんじゃなくて、刀ミュの方針としては挑戦したい(メタ話)

 

刀ミュ本丸は勧進帳もやっていて、そういう「お芝居やお歌をよくやる本丸」だったから今回は曽我物語を私達にも見せた1部だった。

 

と、オタクは不時着したところで、今度はメタな話について。

 

なぜ刀ミュはこの1部の形にしたかったのか、初日の公演後に投下された公式ツイートがあります。

刀ミュ『髭切膝丸 双騎出陣2019』開幕「その衝撃をぜひ感じて」

ドワンゴジェイピーnews 引用

■演出 茅野イサム氏 コメント
僕はこれまで10年以上2.5次元ミュージカルに携わって来て、2.5次元にはもっと表現の可能性がある、それに挑戦したいとずっと考えてきました。ミュージカル『刀剣乱舞』の公演を積み重ねる中で、その思いはますます大きくなっていきました。今作では“髭切と膝丸の二振りだからこそ出来ること”、“髭切と膝丸にしか出来ないこと”を突き詰めていったところ、このような全く新しい形となりました。

この芝居は、僕や脚本の御笠ノ君が、この4年間ずっと「刀剣乱舞-ONLINE-」に触発され続けてきたからこそ、生まれた作品だと思います。間違いなく2.5次元なんだけど、2.5次元に収まりきらない舞台。結果として、日本の演劇界でも他に類を見ないものが生まれたと思っています。

もう1つ、僕にとってとても大切なのは、2.5次元ミュージカルが“演劇”であるにも関わらず、演劇界と分断された特殊な世界になっている現状を打破したい、という思いです。2.5次元は今とても勢いがあり、多くの方に喜んでいただいています。それは非常に嬉しいことで、すごい時代が来たと思っています。ただ、もっと一般の演劇との隔たりを打ち壊したいと思っていて、それは両方に長く携わっている僕だからこそ出来ることだと自負しています。ですから、この公演でそれを実現し、いわば突破口として今後に繋げられたら、と思っています。

そのために今回は、僕が役者時代から憧れ、尊敬してきた先輩である花組芝居の加納幸和さんにご出演いただきます。役者としての共演は叶いませんでしたが、演出家としてご一緒出来てとても嬉しく思っています。加納さんは、現代劇も勿論のこと、古典芸能に非常に造詣が深く、演劇界で何十年も独自の世界を創り続けてきた素晴らしい表現者です。その唯一無二の芸を、ぜひお客様に堪能していただきたいと思います。そして加納さんのような本物の演劇人と出会うことで、若くて才能も情熱もある役者さんたちは間違い無く触発されるでしょうし、得難いものを得られると思います。今回、この試みは僕が願っていた以上の融合を生み出していて、そのことに僕自身、非常に
感動しています。

最後に、髭切と膝丸は源氏の重宝と言われる刀剣ですが、三浦宏規と高野 洸はいつか日本演劇界の宝になり得る役者です。僕は今回、彼らと一緒に仕事をしていてそれを確信しましたし、大事な才能を預かっているということにとても責任を感じながら作品を作っています。どうぞ、この刀ミュカンパニーの新しい挑戦を見届けてください。

 

イサムさんの熱い想いを感じる。

 

解釈する人によっては

何勘違いしてるんだイサム!2.5次元は2.5次元だよ!

と思ってるかもしれません。

し、

敢えて期待されていた双騎でやらなくても・・・

と思ってるかもしれません。

 

「私やファン」含め、

「刀ミュに関わる人」とか、

「刀ミュを遠目から見ている人」とかも、

みんなちょっとは思ってる事だと思う。

 

多分イサムさんもちょっとは思ってると思うw

 

でもそれでも挑戦したい。

2.5のレベル上げ、刀ミュを一時的なブームにしない。

三浦と高野、才能ある2人を立派にさせたい。

 

いろんな気持ちで挑んだ作品なんだなと、伝えたい気持ちはわかりました。

 

ファンが個々でどう解釈するかはそれぞれとして、

このコメントなかったら私の場合は完全に混乱してました

 

決してイサムさんや刀ミュの自己満足のためにやってるんじゃないと、今のところ私は解釈しました。

 

 

まとめ:源氏兄弟が出ない衝撃を超えてくるお芝居を期待

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私は、4日昼公演で観劇しました。

1部の衝撃と、2部のマイクの調子が悪く歌も聞きずらい状況だったため、少しだけ沈んでいました。

 

ただ、今にして思うと、

衝撃がある中で引き込まれるって逆にすごい物を見たんだな

とも思いました。

 

だから話や演技自体はとっても素晴らしくて面白い。

 

ただオタクだから。心のどこかで源氏を探しながら曽我物語を最後まで観劇してしまった。

 

公演を重ねるごとに2人の演技も成長していくと思うと、もっと見たいし、この衝撃を吹っ飛ばすくらいのすごい曽我物語双騎verを千秋楽は見せて欲しいと願うオタクです。

 

何度も言いますがイサムさんのコメントや三浦くん高野くんのコメントを読んで、

頑張ってるなあ。頑張ってるなら応援したいなあ

と言う気持ちです。

 

これからまだ双騎は続きます。

 

刀剣男士の出ないお芝居を刀剣男士でやる意味あるのか?

と今でも思いますが、

 

そっちがやると覚悟を決めたんなら、

「刀ミュ本丸の源氏兄弟が演じる曽我物のお芝居」を見に来たんだという心構えで次は観劇します。

この挑戦をしたことは、中途半端なお芝居じゃ許されないってことです。

すごい挑戦だと思います。

 

源氏兄弟が出ない衝撃を超えてくるお芝居を、千秋楽に見せてくれることを期待したいところです。

 

円盤は2月12日発売。仕方ないことですが、円盤って毎回出るまでの期間が長いですよね。

 

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