他2.5次元作品

【ヒプステ感想】一郎のマイク無しの最後の言葉。その言葉の「気遣い」をファンは待っていたんじゃないか

 

この記事は

「ヒプステ」大千秋楽を見たオタクの感想記事です。

 

12月1日(日)はヒプステ大千秋楽でしたね。

私はニコニコのライブで観劇をしました。

 

ヒプマイ舞台化に賛否もありましたが、実際に観劇するとやっぱり見方が変わってきますね。

 

私は個人的に心配だった

  • 舞台オリジナル部分「アカバネディビジョン」の存在

 

が、観劇前とかなり印象変わりました。

そんな私の感想を少しお話ししていきます。

 

【ヒプステ感想】一郎のマイク無しの最後の言葉。その言葉の「気遣い」をファンは待っていたんじゃないか

 

目次

  • 今回のヒプステはリッチ。
  • ダンサーがどう見てもプロオブプロ
  • 1幕はどういう脚本・演出か理解出来てからが面白い。
  • 斜めに構えていたオタク、のちに反省する
  • アカバネディビジョンに想像以上に乗っかれた
  • アカバネはオタクの「好きなものリスト」にインパクトを与えた
  • 原作ディビの安定感
  • アカバネにあった不安要素が途中から消え失せた
  • 2幕は1幕で愛着が沸いたぶん、より楽しめるようになっていた。
  • 2幕から見る側のモチベーションがガラリと変わる
  • 一郎のマイク無しの最後の言葉。その言葉の「気遣い」をファンは待っていたんじゃないか
  • 一郎のマイク無しの最後の言葉
  • ヒプステ 一郎の気遣い
  • 【新作発表】次回作に期待してます
舞台化について所感
【ヒプステ】ヒプマイ舞台化になぜファンが戸惑ってしまったのか【賛否】

 

今回のヒプステはリッチ

 

生観劇した人なら言うまでもないと思いますが。

めっちゃ金かけてるのがわかります。

 

ダンサーがどう見てもプロオブプロ

 

一般的な演劇のバックダンサーは役者を引き立たせる為に演出を控えめにしますが

今回はダンサーも主役級の演出を求められたのか

 

要所要所で、ダンサーの凄いパフォーマンスが見れました。

 

このダンス、オタクの満足度をかなり上げている気がします。

 

他にも映像をバンバン流して歌も踊りも盛りだくさん。

とてもリッチな舞台だと思いました。

 

ヒプステはチケット代が高いと思っていましたが、それが舞台にきちんと反映されていましたね。

 

本当にリッチな舞台でした

 

 

1幕はどういう脚本・演出か理解出来てからが面白い。

 

全体の感想の流れとしては

  1. 前説面白い
  2. 序盤は乗れるまでダレ気味
  3. 中盤と終盤はどういう脚本・演出か理解できてから面白くなってきた
  4. 2幕は1幕を見た後だからこそ全てがとても楽しかった

 

前説はどなたか存じ上げませんが、場慣れした人で安心して見れました。盛り上げ方も面白かったです。

 

 

斜めに構えていたオタク、のちに反省

 

序盤は私が「ヒプステどんなもんかな?」と若干斜めに構えて見ていたので、

脚本や演出が自分の琴線に触れるまでは乗っかれず、

へー、ヒプステってこんな感じなんだねー

くらいな感じで見ていたオタクです✋

 

が、

脚本や演出を理解し始めた中盤からは徐々に、終盤はかなり乗れました

 

私好みの脚本だということがわかると、徐々にキャラクターに共感できるようになっていきます。

 

 

アカバネディビジョンが想像以上に乗っかれた

 

やっぱり作品のキャラクターに共感できないと面白くなくて、

 

何も知らない状態の

アカバネに対して、どういう印象を受けるか

 

で、今回の私のヒプステの評価が分かれると思っていました。

 

結果、

アカバネが2ディビと並んで

というか凌ぐ勢いで好きになれました。

 

アカバネはオタクの好きなものリストに入りました。

 

アカバネはオタクの「好きなものリスト」にインパクトを与えた

 

頭ごなしに敵としてバーンと出るわけではなく、アカバネキャラの入れ方が、お客さんが共感しやすいように配慮されていて、すごくうまいと思いました。

 

また「アカバネVS 2ディビ」ではなく、

「アカバネVSイケブクロ」

だったのが良かったと個人的には思っています。

 

私が心配していたオリジナル要素(今回はアカバネ)が、原作キャラを薄めてしまうといった印象も今回はあまり感じませんでした。

 

一郎の場合はむしろ、アカバネのリーダー和聖がより引き立ててくれた印象。

左馬刻は何もしなくても(終盤のいいとこ取りで)引き立ってましたが(笑)

 

 

原作ディビの安定感

 

あとアカバネが出現しても、原作の2ディビはブレずにいたところとかほんと良いよね。

原作ディビに不安要素がないことで安心しながら見れました。

 

特にヨコハマのブレ無さは、オタクがストーリーに乗っていけるまでの不安な気持ちの支えになって良かったです。

 

アカバネにあった不安要素が途中から消え失せた

 

  • オリジナル要素の弊害がないように作られた脚本と演出(狙ったのかは別として)
  • その上でアカバネの各キャラクターが魅力的だった+歌とダンスが圧倒的クオリティで良かったこと

 

このことで

途中からアカバネに不安要素はなくなっていました。

 

もちろん、アカバネが入ることで

  • 一郎以外の原作キャラの大きな深掘り
  • 原作キャラ同士の掛け合い絡みをたくさん見ること

はできませんでした。

 

が、そこから作品全体の纏まりを作り、アカバネが期待以上に魅力的だったことで、

 

オリジナル要素がある作品としては成功しているのではないか

と私は考えています。

 

 

2幕は1幕で愛着が沸いたぶん、より楽しめるようになっていた。

 

2幕から見る側のモチベーションがガラリと変わる

 

1幕が終わった後、オタクは既にアカバネ含む3ディビを受け入れていました。

愛着が沸いてしまっていました。

 

1幕の始めで各ディビがいつもの曲を歌いますが、その時と比べてテンションが全く違っていました。

 

始まった!イケブクロ!!ヨコハマきた!うおおおきたアカバネー!!!

 

と、心の中で跳ねながら画面を見ていて、2幕はとても楽しかったです。

 

 

一郎のマイク無しの最後の言葉。その言葉の「気遣い」をファンは待っていたんじゃないか

 

賛否がある中で、ヒプステ自体はしっかりとした作品を目指して作られていていました。

私が苦手な、人気作品を即席で2.5次元にして、原作も2.5も雑に扱う印象は一切感じられませんでした。

 

賛否についてはこちら
【ヒプステ】ヒプマイ舞台化になぜファンが戸惑ってしまったのか【賛否】

 

 

一郎のマイク無しの最後の言葉

 

幕を下ろした後、観客の粘り勝ちなのか、最後の最後にまた全員が舞台に上がって挨拶をした一郎。

 

「2次元でも3次元でも2.5次元でも俺らは俺らだから」

 

この言葉を素で言ったのかはわかりませんが

(受け売りだとしてもチョイスよ...)

一郎とキャスト側からの気遣いがとても伝わってきます。

 

なんていうか、

あぁ本当に見て良かったなぁ

と、しみじみ思いました。

 

 

ヒプステ 一郎の気遣い

 

私はこの一郎の言葉は

  • ヒプステの賛否

について少なからず触れているのではないかと思っています。

 

賛否があることをきちんと認識してるよ。その中で頑張ったよ。って、ファンに伝えることがいかに大事かわかりました。

 

私はヒプステの賛否は、舞台化の是非ではなく、ヒプマイ側の姿勢が見えてこないことに原因があると考えています。

 

ファンが不安になっている中で、ヒプステ一郎の「気遣い」がファンにとって、とてつもなく嬉しい言葉なのではないかと思います。

 

本来はヒプマイ側にその気遣いや姿勢が欲しいところではありますが、一郎の言葉を聞いて安心したしヒプステを応援したいと思いました。

 

むしろ素で言ってたらすげえなって思います

 

【新作発表】次回作に期待してます

 

色々感想を書いていきましたが、

  • 一番心配だったヒプステのオリジナル要素「アカバネディビジョン」が(結構ガチめに)好きになれたこと
  • 最後のマイク無しの一郎の言葉が聞けたこと

が個人的収穫でした。

 

ヒプステを見てとても良かったと思っています。

(後日タイムシフトでもう一度みようと思います)

 

新作も来年の5月にありますし 、今作の良さをきっちり引き継げばまた面白い作品になると思います。

次は生で見れる機会があれば見たいなって思えましたし、少なくともニコ動などのライブ配信では必ず見ると思います。

 

ヒプマイ側のしこりは解消できるものではないと思いますが、ヒプステは頑張りを見せました。

 

私はヒプステ応援していきたいと思います。

 

 

 

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